人気ブログランキング | 話題のタグを見る

日本の和美を様々な場面で探してみる。そんな場所です。


by irokeseikatu

願掛け

神社やお寺。

境内にはいると空気がピン・・・と変わる。
清々しい気持ちになれるときもあれば
おぉっとという感じをうけるときも。

これは自分の内面に隠していた気持ちが
浮かびあがってくるからではないだろうか。

願掛け_b0074374_1427352.jpg


小豆の日もすぎたある日。

お正月も終わりということで、
古いお札をもって、もよりの神社へ。

商売繁盛を祈る人が多いこの場所は日中夜問わず
参拝客が多い。

鳥居を前に一礼。
参道を歩み、手水場で手と口と頭を清める。

本殿で一礼。
二拍手。
合掌。
一礼。

ちょうど、祭殿のなかでは、神主さんによる祈祷がはじまっていた。
神様お出ましになっているはず。合わせて、お祈り。

古札を清めてくれる分社にお守りをもっていき、さらに合掌。

運だめしにおみくじを引いてみると『中吉』。

前回は『小吉』だったからまあ、進歩・・・か。
書かれている内容は、厳しいものがあったが(^^;)。

基本的におみくじは持って帰る派だが、
ここのおみくじはいつも結ぶ。(大吉がでると別)。

境内にはたくさんのおみくじが我先にと・・・隙間なく結ばれており、
冬の風に揺れている。

願掛け_b0074374_1427562.jpg


おみくじとおみくじの間にお邪魔して、自分のおみくじも結び、また合掌。


どうか・・・今年も一年、無事仕事がうまくいきますように・・・・・・

道は自分で切り開くものということはわかっているものの・・・
神頼みをしてしまうのが人の弱さであり、可愛らしさであり
傲慢さなのかもしれない・・・。



読んで頂きありがとうございます。日々、色気あるものを探して精進いたします。

 押していただければ励みになりますので、よろしくお願いいたします。
# by irokeseikatu | 2009-01-18 14:29 | ろ・行事

七草粥

お正月モードも一段落する1月7日。

今日は春の七草を食べる日である。

春の七草「芹・薺・御形・繁縷・仏の座・菘・蘿蔔」をいれたお粥を食べると
一年間無病息災で過ごせるという風習がはじまったのはかなり古く、
記録で残っているのは平安時代の『延喜式』にみられる。

記載には餅粥(望粥・もちがゆ)という名称だが、七草粥のこと。
もちろん1月15日の小豆粥にも通じるものがあるそうだ。


この春の七草粥。

七草粥_b0074374_1040177.jpg



7種の野菜を刻んで入れた粥が邪気を払い万病を除く占いとして食べられているが、
呪術的な意味ばかりでなく、
御節料理で疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能のためにご先祖が生活の知恵でつくりだした食の風習だ。

七種は、前日の夜に俎に乗せて、囃し歌を歌いながら七草をまな板の上で49回(7×7)包丁で叩き、当日の朝に粥として食する。

歌われる囃し歌には鳥追い歌に由来するものであり、
これは七種粥の行事と、豊作を祈る行事が結び付いたものとだといわれている。
七草囃子といわれる囃し歌。地域によっては異なるもの、
「七草ナズナ、唐土の鳥が日本の土地に渡らぬ先に、セリこらたたきのタラたたき」という内容だ。

この鳥追い歌が一般的で、
意味合いは疫病は、渡り鳥が運んで来るという迷信が有ることから、囃し歌には疫病退散の呪いの意味がある。

昨今の鳥インフルエンザになにか通じるものがあるが・・・・
そんな新型インフルエンザに対抗するためにも
朝食べ損ねた人は・・・昼、夜に七草粥を食べてみてはいかがだろうか。

着物ではじめる生活でも七草粥を紹介中。七草の現代名はなにか。ぜひ、のぞいてみてください。<(_ _)>


読んで頂きありがとうございます。日々、色気あるものを探して精進いたします。

 押していただければ励みになりますので、よろしくお願いいたします。
# by irokeseikatu | 2009-01-07 10:44 | ろ・行事

すす払い

おそうじ・・・

すす払い_b0074374_1512599.jpg

@読売新聞より借用

年末。そろそろ掃除はじめているだろうか。
1年を生活してみて、「これはいらなかった」という不要なものが
わかってくるのが年末。
新年を迎えるにあたり、家の内外を掃除する。
大掃除に欠かせないのが「すす払い」である。

古くは「すす払い」という年中行事で神様を迎えるための儀式だったともいわれているが、
現在も普段は掃除の手が行き届かない場所まで徹底的に掃除をする習慣として根付いている。

先日の13日は各地域の寺社仏閣で神棚や仏様などのすす払いがおこなわれている様子があった。
この13日。なぜこの日なのかというと・・・

江戸時代、江戸城が12月13日がすす払い日だったということから始まったものだといわれている。その江戸城に合わせて、民家でも多くが13日をすす払いの日としたそうだ。

その13日。実は正月を迎える物忌みの始まるのがこの日だということで、そのための準備でもある。

江戸城内のすす払いは、奥女中は通常用いていた白無地の手ぬぐいを染め模様の手ぬぐいにかえて神棚や城内を清め、年神宿としてその準備をした。

このため、今でも13日にすす払いを行うところは多く、
徳島県の北部地方では殿様のすす払い日といって、神仏だけのすす払いを行っている。

大晦日近くになってから神棚、仏壇のすす払いだけを行う地方もある。


さらに東北地方では、竹竿の先にわらをくくりつけた「すす男」という特別の道具を用い、
使用後は戸外に立てておき、松明を灯し神酒を供えているそうだ。


先駆けて12月12日には東京目黒の不動尊、浅草観世音のすす払いをおこなっているところもある。


さ、まだ始めていないという家の皆さん。13日は過ぎているが、そろそろわが家の大掃除をはじめてみてはいかがだろうか。

今日は寝室、明日は台所、明後日はお風呂場など、小分けにすれば、気分的にも軽いだろう。
そして、不要なものはリサイクル&ゴミの日に捨て、すっきりと新年を迎えたいものである。

読んで頂きありがとうございます。日々、色気あるものを探して精進いたします。

 押していただければ励みになりますので、よろしくお願いいたします。
# by irokeseikatu | 2008-12-16 15:20 | ろ・行事

酉の市  おまけ

世の中が落ち込み時期のときほど

お祭りには人が集まる。

酉の市  おまけ_b0074374_904082.jpg


これ・・・古今東西同じ。

くまでもって、列に並ぶ。
酉の市  おまけ_b0074374_925258.jpg


お払いしてもらおうと、列にならぶ。


ようやくたどりついた神様の前で・・・

何をお願いしようかと悩んでいると
後ろから「早くしろよ」とせかされる。

たった1秒2秒でも
はやくお参りしたい気持ちと

たった1秒2秒でも
長くお参りしたい気持ちがぶつかりあう。

酉の市  おまけ_b0074374_93972.jpg


神様の前では喧嘩やめようよ・・・・ね。
せっかくのお祭りなんだから。

酉の市  おまけ_b0074374_932244.jpg


読んで頂きありがとうございます。日々、色気あるものを探して精進いたします。

 押していただければ励みになりますので、よろしくお願いいたします。
# by irokeseikatu | 2008-12-14 09:04 | ろ・行事

福をかきよせて・・・

酉の市。
今年も無事終わり、
いつもよりちょっと大きめの熊手を購入。

福をかきよせて・・・_b0074374_10352969.jpg


縁起物がいっぱいついた熊手はずっしりと重く・・・
福いっぱいという実感に持ち手にも力がはいる。

招き猫と目があって・・・
即決したご縁に

これから一年、よろしくお願いいたします。


読んで頂きありがとうございます。日々、色気あるものを探して精進いたします。

 押していただければ励みになりますので、よろしくお願いいたします。
# by irokeseikatu | 2008-12-13 10:46 | ろ・行事